【熱中症対策】キウイで「食べる点滴」を作ろう!
7月に入りました。
湿度の高い日が続き、汗をかく季節です。
熱中症にならないように、水分補給をしましょうとテレビなどで注意喚起されていますが、気をつける点があります。
汗をかくと水分と一緒に塩分も失われます。実は、塩分が失われた状態で水を多量に飲むと低ナトリウム血しょうとなり、倦怠感や意識障害といった症状を引き起こしてしまいます。*参考:熱中症情報サイト
塩分が入ったドリンクで、手に入りやすいのは市販のスポーツドリンクかもしれません。
暑い日が続くので、毎日摂取したくなりますよね。
そこで気になるのが成分です。
毎日摂取する飲み物としてスポーツドリンクは向いているのでしょうか。
実は、一般的なスポーツドリンクは糖分が多く、500mlのペットボトルでおよそ20-30グラム含まれています。また、低カロリーのスポーツドリンクは人工甘味料が使われることが多く、その1つであるスクラロースは砂糖の600倍の甘みがあります。スクラロースの安全性は厚生労働省で認められていますが、有機塩素化合物という毒性の強い化学物質と同じです。*参考:厚生労働省行政情報
毎日摂取する飲み物としては、考える必要があるかもしれません。
最近、TVで紹介していたのが「食べる点滴」です。
「飲む点滴」である甘酒は聞いたことがあると思いますが、「食べる点滴」とはどういったものでしょうか。
キウイ1個(可食部100g)、塩ひとつまみ(0.5-1g)、水100-150mlだけです。
ナイロン袋に皮をむいたキウイ1個、塩を入れ、手で揉み水を加えて出来上がり。
簡単ですね。
気になるお味ですが、スムージーのようなフルーティーな味わいではなく、スポーツドリンクに近い感じでしょうか。なるほどというお味です。後味もすっきり飲みやすいので、ぜひお試しください。
熱中症には、どうぞお気を付け下さい。