自律神経を整える!季節の変わり目は体を動かそう(肩甲骨体操のご紹介)
季節の変わり目は、寒暖差や気圧の変動から体調を崩しやすくなります。
身体が重い、だるい、眠い、疲れるといったことはありませんか。
その不調、実は自律神経の乱れが原因かもしれません。
今回はこの春、知っておきたい不調対策と椅子に座ってできる肩甲骨体操を3つお伝えします。
自律神経とは?
自律神経は、内臓や代謝、血管などの身体の機能をコントロールしており、自分の意思に関係なく24時間働いています。
日中など活動している時に働く「交感神経」と、夜間などリラックスしている時に働く副交感神経」の2種類の神経がバランスをとりながら体内の環境を整えています。
不規則な生活や疲労、ストレスなどでこの交感神経が興奮状態になり、頭痛、肩こり、動悸やイライラ、めまい、疲れやすい、怠い、眠れないなど人によって様々な症状を引き起こします。
特に気温差や気圧の変動が激しい春は自律神経を乱しやすい時期。
気候や天気の変化で起こる心身の不調を「気象病」とも呼び、近年認知されつつあります。
たくさんの外的要因・内的要因から起こる自律神経の乱れを整えるには、まず自分のライフスタイルを見直すことが大切です。
すぐできる不調対策
・朝日を浴びる
・バランス良い食事
・腸内環境を整える(便秘や下痢の解消)
・良質な睡眠(就寝前のテレビやスマホは避ける)
・適度な運動
・毎日湯船に浸かる(シャワーで済ませない)
・ストレス対策(すきなことを楽しむ)
・マッサージやツボ押し
自律神経の不調は、若者から高齢者まで誰もがかかる可能性があります。
生活習慣を見直して乱れの原因を探り、自分なりの整え方(対処の仕方)が分かれば、上手に付き合っていくことができます。
それでは今すぐ(読みながらできるよ♪)肩甲骨体操を3つご紹介します。ぜひやってみてくださいね。
すぐできる座って肩甲骨体操
椅子に浅めに座り、足は楽な位置に置きます。
この時、どちらかの足が前に出ていたり、外に向いていないか、目で確認して左右対称に置きます。両腕は体側に下ろします。
*どこかに痛みのある場合は無理せず、痛みのない範囲で動くようにしてください。
肩の巻き込み体操
(1)両肩を内側に巻き込みます(腕がねじれます)
(2)両肩を外側に開きます(胸を開くように)
肩を内にまわしたり、外にまわしたり何度か繰り返します。
肩や腕だけでなく肩甲骨を動かすようにしてみてください。血流が良くなり肩こり緩和になります。
肩甲骨の開閉体操
(1)両手を顔の前で合わせ、肘も寄せ合います
(2)両手を左右に開き、胸を開きます
肩甲骨同士を離したり寄せたり、何度か繰り返して動かしてみてください。
この時、肩が上がって首がすくみやすいので、肩はおろして首を長く保った状態で行ってくださいね。閉じていた胸が開いて気持ちもスッキリしますよ。
背中を広げる体操
(1)両手の指を体の前でからめます
(2)両腕で輪をつくり、背中を丸めて頭を垂らし、体ごと左右に揺れます。
動きは自由でOK
普段動かしにくい背中の隅々まで伸ばすようにしてみてください。背中の凝りや緊張がほぐれて背中が軽くなります。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
座ってできる体操は、仕事中や自宅でもすぐできます。こまめに動いて滞りのない体で春を乗り切りましょう。
体操はやりたけど自分では何をして良いか分からない、やってもその時だけで続かないという方はインストラクターにお任せください。
東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城在住のインストラクターが出張し、お客様の体に合う体操を行います。
*メールを送っても平日2日以内に当社から返信がない場合は、迷惑メールやごみ箱に入っている可能性があります。ご確認をお願いいたします。